ファミリー歯科ブログ

2014.08.13更新

 皆様お盆休み楽しんでいらっしゃいますか?
雑餉隈の原田ファミリー歯科も、今日から17日までお休みになっています。

お休み中、皆様の歯にトラブルがないことを祈りつつ、こんな症状のとき、お役立ていただければと情報発信していきますよ!

今日は知覚過敏についてです。
暑い夏、冷たい飲み物、食べ物がおいしいですね。
しかし、口に含んだ瞬間、しみる~!ってなったことがありませんか?
それが一瞬で、その後は続かないけれど冷たいものをとる度に気になる…
それはもしかしたら知覚過敏かもしれません。

知覚過敏とはこのように冷たい刺激が一瞬だけおこるのが特徴です。
見た目には虫歯になったようではないみたいなのに、なんでかな?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それではもう少し詳しくお話しします。

まず、歯の構造についてご説明します。 健康な歯の表面は、頭部は非常に硬いエナメル質、根部はセメント質という組織で覆われています。これが外部からの刺激を遮断してくれているのです。エナメル質の内部には象牙質という柔らかい組織があり、ここには無数の小さな穴(象牙細管)が開いています。更にその中に歯の神経(歯髄)が通っています。 表層組織が傷つき、削れて象牙質が露出すると、象牙細管を通じて歯髄に直接刺激が伝わるようになり、瞬間的な激痛を引き起こします。これが知覚過敏です。

ではなぜそのようになってしまった原因はどのようなものがあるのでしょう?
まず、ブラッシングが原因の場合があります。かたい歯ブラシで強い研磨剤の入った歯磨き粉を使い、力いっぱい磨くと…いくら硬いエナメル質でも、毎日続けばやはりどんどん削れてしまいます。また、強すぎるブラッシングは歯茎も下げる原因になりえるので、それも知覚過敏を引き起こしかねません。
エナメル質は酸によって溶かされてしまうので、酸っぱい飲み物が好きな方も要注意です。特に今は夏場でスポーツ飲料を常飲している方も多いと思います。水分・塩分補給は確かに大事ですが、少しずつを長い時間続ける「だらだら飲み」は控えましょう。口の中が常に酸にさらされていることになってしまいます。一度しっかり飲んだら水でうがいをしたり、少しずつ飲むとすればお茶や水に切り替えるようにしたりしましょう。  
もともとのかみ合わせや歯ぎしりなどの習慣によって自分の歯を傷つけている人もいます。歯にひびは入ってしまったり、歯茎の際のところでくさび型に歯が削れてしまっていたりしませんか?これは自分一人の力で何とかしようにも生来持って生まれたものですから、できるだけ早めに歯科にご相談いただきたいと思います。

  歯科医院での対処法は、正しいブラッシングの仕方をお伝えし、患部にお薬を塗ったりなどしています。また、噛み合わせが原因で削れてしまった部分につめものをしたり、マウスピースの作成なども行っています。 ご自身では判断付きにくいこともあると思いますので、まずは歯科に一度受診されに来てください。

しかし、今のようにお休みの期間中などで病院に行くことができないときは、 ・歯ブラシが硬いものであれば交換する ・知覚過敏用の歯磨き粉を使用する ・酸性の強い飲み物・食べ物を控えておく などして対処してください。

少しはお役立ていただけましたか?

それでは皆様引き続きよいお休みをお過ごしください(^o^)/~~~

投稿者: 原田ファミリー歯科

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