食べ物を飲み込む大切さ☆

こんにちは☆
博多区麦野の原田ファミリー歯科です。

皆さん、食べ物を飲み込むという事を考えた事はありますか?
当たり前にしている事ですが、実はすごく大切な事なんです(^-^)

食べ物や飲み物を「飲み込む」事を医学用語で「嚥下(えんげ)」と言います。この機能が低下すると食べる事が自由に出来なくなります。
嚥下は人が生きていく上で最も重要な機能の一つです。
病気とは関係なく、年をとると嚥下は確実に低下します(´・・`)
なぜなら老化によってのどの機能が弱くなるからです。嚥下が低下すると、食道に送られるべき食べ物や唾液が気管や肺に入りこんで「誤嚥性肺炎」を起こしたり異物が気管に詰まり「窒息」を起こす危険性があります。
また、食事量が減れば栄養不足から脳の機能や思考力が低下する認知症の原因にもなります。
嚥下動作の核になるのは、「のどぼとけがタイミングよく上に動く事」です。のどぼとけを引き上げる筋肉は顎の下にあります。顎の先から少し奥を指で触って飲み込むとこの筋肉が硬くなるのが分かります。飲み込む力のチェックをしてみましょう。

①痰がのどによくたまる
②唾液が多いと感じる
③声の感じが変わってきた
④食事中や食後にむせるようになった
⑤せき払いが増えた
⑥就寝中にせきをするようになった
⑦飲み込む時に引っかかる感じがする
⑧のどが詰まった感じがする
⑨液体のほうが固形物より飲み込みにくい
⑩食べ物や飲み物が鼻に流れる

いくつ当てはまりましたか?
「0〜1」いまのところしっかりしている
「2〜4」少し弱くなっている
「5〜7」かなり弱くなっている
「8〜10」すでに嚥下障害になっている可能性がある

老化で嚥下障害が悪化するとそこから改善させる事は困難です。なぜなら、栄養不足によって体力や理解力が急に衰える為高度な訓練が不可能になるからです。老化による嚥下機能の低下は誰でも起こります。

原田ファミリー歯科では、定期検診のさいに、食事時に変化がないか常にお聞きするようにしています(*^^*)
お口の運動をしたりと、予防をする事が大切です。
いつでもご相談下さい☆



A