ファミリー歯科ブログ

2023.05.15更新


こんにちは。
博多区麦野、雑餉隈駅付近にある女医の原田ファミリー歯科です。


虫歯は、
a唾液の性質
b汚れの程度
c虫歯の菌の数 で決まります。
a唾液の性質は(1)酸性度(2)緩衝能(かんしょうのう)で決まるのですが、(1)歯はpH5.5以下で脱灰(だっかい/歯のエナメル質からリンやカルシウムが溶け出すこと)されます。
もとから酸性度の高い唾液だと何かを少し食べただけでpH5.5以下になり歯が脱灰します。
緩衝能は、酸性に傾いた唾液を元に戻す性質の事をいいます。


緩衝能が低いと唾液が長い時間酸性ですのでこれも歯が脱灰されやすくなります。
これらの唾液の性質は、個人差があります。
わずかですが、汚れが残り、あまり歯磨きをしないのに虫歯にならない子もいます。

酸性度が低く緩衝能が高いと思われます。
あと、よくいわれる虫歯菌のうつる時期は、1歳半から3歳です。
お箸などの共有やペットボトルの回し飲みをやめましょう。
また、唾液の性質は変えることができます。
酸性度が低く緩衝能の高い唾液は、刺激唾液とよばれるもので、マッサージなどの刺激を与えることで出てきます。

アメ・グミ・キャラメル・ハイチュウが虫歯になりやすいですので、お子さんのおやつを選ぶ際には、気を付けましょう。
スナック系は虫歯になりにくいイメージですが、歯の噛む面にこびりついてなかなか取れないことがありますので、気を付けましょう。






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投稿者: 原田ファミリー歯科

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