こんにちは。
博多区麦野、西鉄雑餉隈駅付近にある矯正、小児、インプラント、口腔外科、女医の原田ファミリー歯科です。
親御さんにとって、子どもの食事に関する問題は避けては通れません。
うまく食べたり飲んだりできない原因は何なのでしょうか。
お口周りの筋肉がうまく使えていないことです。
子どもの場合、嚥下(えんげ)障害とまではなりませんが、お口周りの筋肉がうまく使えずに筋力が低下してしまうと、上唇や頰、舌などがうまく動かせないため、咀嚼(そしゃく)が十分にできなくなります。
咀嚼とは、ただ食べ物を小さく切り刻む動作のことを指すだけではありません。
お口の中で歯や舌を使って食べ物を砕き、唾液と混ぜ合わせて飲み込みやすい状態にすることをいいます。
飲み込みがうまくできないお子さんは、上下の歯でかむことはできるのですが、奥歯ですり潰す動作が難しいです。
そのため、食べ物を飲み込みやすい状態にしにくいのです。
こういうお子さんは、食いしばりや歯ぎしりが実はとても多いそうです。
子どもの食いしばりや歯ぎしりが増えている原因は、舌の位置が関係しているみたいです。
どのような舌の位置だと食いしばりや歯ぎしりを引き起こしてしまうのでしょうか。
舌が下あごにベタっとくっついている状態です。
これを『低位舌(ていいぜつ)』といいます。
舌の裏側に、舌と下の歯茎をつないでいる『舌小帯(ぜっしょうたい)』という紐状のものがあるのですが、低位舌の人はこの舌小帯が下あごにくっついて舌がまるで板のようになってしまっていることもあります。
舌は本来、表面が口蓋(こうがい)に触れているのが正解です。
舌が下に下がると歯並びが悪くなります。
歯並びは、舌の位置と唇とほっぺのバランスで決まります。
舌が下がっていると、あごが発達せずに狭くなってしまうので、歯が真っすぐ生えることができず、ガタガタになってしまいます。
ほかに、舌先で前歯を押してしまうのも歯並びが悪くなる原因の一つです。
また、滑舌の悪さも低位舌と関係しています。
舌をうまく動かすことができないので、いわゆる『舌足らず』のような話し方になってしまいます。
今、原田ファミリー歯科では改善できるようなトレーニング治療を行っています。
気になる方はスタッフまで☆
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