ファミリー歯科ブログ

2023.10.02更新

こんにちは。
博多区麦野、西鉄雑餉隈駅、JR南福岡駅付近にある女医の原田ファミリー歯科です。


高齢になると歯周病にかかることが多くなります。
歯周病とは、歯と歯ぐきの隙間から侵入した細菌が、歯肉に炎症を引き起こす「歯肉炎」、それに加えて歯を支える歯槽骨を溶かし、歯をグラグラにさせる「歯周炎」を合わせた呼称です。

歯周病は歯を失う原因となるだけでなく、重症化すると心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病などさまざまな病気を引き起こすため、なるべく予防し、悪化を防ぎたいところです。

そして、そんな歯周病を引き起こし、悪化させる原因となるものが「歯周ポケット」です。

歯は歯肉とぴったりとくっついているわけではないので、歯の周りには、歯と歯肉の間に溝ができています。
この溝には、口腔内の細菌や食物がとどまりやすくなっています。

しかし、細菌の塊であるプラークがつくと、歯肉に炎症が起こりやすくなります。

歯周炎になると、歯を支えていた歯の根・歯根膜・歯槽骨といった組織が失われていきます。
同時に、歯周炎は、歯と歯肉の間の溝を深くしていきます。
この歯周炎によって深くなった溝を「歯周ポケット」といいます。

まず、大切なことは歯周ポケットを予防することです。
そのためには、日々の歯みがきや、歯間ブラシなどを用いて歯の間のケアを行うことが大切です。
まず、溝のなかに付いているプラークを除去するには、溝を意識した歯みがき方法が必要になります。

歯の表面だけではなく、歯と歯肉の境目にもきちんと毛先が当たっているか意識して歯ブラシをあてることが大切です。
ハブラシの毛先を歯と歯肉の境目に充てる時は、45度程度の角度を意識してみましょう。そして、細かく動かしながら軽い力で歯みがきを行うと良いでしょう。



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投稿者: 原田ファミリー歯科

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