ファミリー歯科ブログ

2023.12.04更新


こんにちは。
博多区麦野、雑餉隈、南福岡駅付近にある女医の原田ファミリー歯科です!


悪習癖は口もとに様々な影響を与えます。

口腔悪習癖とは、
不正咬合や口の機能に悪影響を及ぼす
口周囲に関する癖であり、
指しゃぶりなどのほか、口呼吸・歯ぎしり等を含むこともあります。

1.指しゃぶり(吸指癖)

主に親指を吸い、悪習癖の中でも高頻度で認められます。指しゃぶりが長期間に及ぶと、上顎前突(出っ歯)や開咬(前歯が噛み合わない)になる可能性が高まります。

2.唇を噛む(咬唇癖)

下唇を噛む場合は、下唇が上下の前歯の間に入ると、上の前歯は外側に出て下の前歯は内側に倒れます。その結果、出っ歯になるリスクが上がります。

3.爪を噛む(咬爪癖)

前歯の先端が欠けるなど、見た目や噛み合わせに悪影響が出るほか、様々な不正咬合の原因になります。

4.舌を突き出す(舌突出癖)

つば(唾液)を飲み込む時、上下の歯の間に舌を挟んで飲み込む癖です。

舌の位置や使い方に問題があり、正しい飲み込み(嚥下)ができない状態です。


0~3歳頃までの指しゃぶりは反射や発達過程での生理的な行為で、遊びの一つであるとも言えます。
また、眠たい時や不安を感じる時に心を落ち着けるための行動でもあります。
3歳頃までの指しゃぶりは無理にやめさせる必要はないといいます。

子どもの社会性が発達する3歳頃になると、保育園や幼稚園で友だち同士で遊んだりして集団生活に関心を抱くようになり、指しゃぶりは自然と落ち着くと言われています。
しかし、環境の変化などで今まで以上に指しゃぶりをしてしまう子どももいます。
その場合は、子どもの不安やストレスを取り除くように環境を整えることが大切です。

指しゃぶりをやめさせたほうがいい年齢の目安は、4~5歳だと言われます。
この時期以降は歯や顎の発育・成長が著しく、歯並びや噛み合わせに悪影響が出る可能性が高まるからです。

無理にやめさせようとせず、
スキンシップを取りながら
徐々にやめていけるといいですね☆




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投稿者: 原田ファミリー歯科

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